商品開発日誌

2008年7月アーカイブ

京釜師

京都には、「京釜」という茶の湯には欠かせない
伝統的な釜作りの世界があります

今日の一品は、京釜師のお家の玄関の間で
お使いいただく夏用の麻のお座布団をご新調させて頂く

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京町家のお客様を迎えられる玄関の間

お茶事の際に使われるお座布団は
二つに折ることもあるので
中わたはあまり厚くしませんが

今回は、サイズはお茶事にも使えるお茶席用の
小ぶりサイズですが
中わたはしっかり入れて座り心地重視の仕上げを
とのご要望で作成

生地は手織りの本麻の生地である生平(きびら)を使用

京の町家
季節のしつらえの一つでもあります。

                  大東寝具工業/大東利幸
 

俵屋旅館さんのシェスタマット

俵屋旅館様シェスタマット

丁度、中わたが入ったところです

これから、仕上げ作業を経て完成

ゴロんと横になって、夏の午睡 良いですね。

           大東寝具工業/大東利幸

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