Newsお知らせ

 
傾斜寝姿勢サポート枕の誤嚥性肺炎に対する有効性
 
　誤嚥性肺炎（ごえんせいはいえん）は、食事中の「押し込み誤嚥」と、夜の就寝時に喉に溜まった貯留物を知らないうちに呼吸とともに吸い込む「吸い込み誤嚥」がによって生じます。誤嚥性肺炎による死亡者数は、2020年は42,746人、2023年には60,186人と増え続けています（厚生労働省調べ）。*1
 
　2024年8月、京都南病院グループ 介護老人保健施設ぬくもりの里施設長 宮原忠夫 氏の研究結果「肺炎予防：ベッドの頭側を挙上して眠りましょう」では、ベッドの頭側を挙上、傾斜を付けて眠ることにより、誤嚥性肺炎で入院する方が半数になることがレポートされており、当社が開発した傾斜寝姿勢サポート枕*2が誤嚥性肺炎に有効な使い方ができることが分かりました。 この研究結果は京都医学会雑誌に学術論文の掲載や、2024年10月号の雑誌「健康365」（発行：株式会社エイチアンドアイ）にも掲載されています。
 
宮原忠夫（みやはら ただお） 氏 … 介護老人保健施設ぬくもりの里施設長、京都医学会雑誌などへの論文多数。
 
*1
厚生労働省ホームページより、
令和2年（2020）人工動態統計月報年計（概数）の概況 https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai20/index.html
令和5年（2023）人工動態統計月報年計（概数）の概況https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai23/index.html
 
*2
傾斜寝姿勢サポート枕…頭を高くして傾斜・角度をつけることで、食べ過ぎや飲み過ぎなどによる胃や喉の不快感の軽減や「逆流性食道炎」、「良性発作性頭位めまい症」などの症状を緩和し、快適な眠りをサポートする大東寝具工業が開発したオリジナル枕（特許取得済）。https://daitoushingu.net/category/184.html
 
＜NEWS RELEASE＞ 傾斜寝姿勢サポート枕で誤嚥性肺炎に悩む方に快適な睡眠を。（約0.7MB・PDF）