日本のソファ tetra はこちらから https://www.daitoushingu.net/category/ct485.html
前回、第1話はこちらから https://x.gd/tW51L
時は2001年。お座布団の注文が激減する中、何か考えられないか!?
黙って放っておくことは出来ません。
全く、違う製品づくりを行うか、それとも座布団をベースに新製品を考えるか。
当初は、それさえも悩みましたが、テーマを絞りました。
”座布団を進化させて、もっと座り心地の良い道具をつくる” です。
丁度、ムーンバランスの代表でデザイナーの辻村さんから、
https://www.tsujimura-hisanobu.com/
50✕50✕15cmの硬いウレタンブロックにカバーリングをセットした
クッションの試作をして欲しいとの依頼が入りました。
今の箱座布団が誕生した瞬間でした。

大手の和食レストラン、木曽路のリニューアル(テーブル席の堀への移行)が
進まない店舗への導入のためのアイテムとして、お座敷席で、従来の座布団に代わる
座り心地を考慮して、高さを担保して、座るための道具として辻村さんが考案、
デザインされたものです。
その後、ムーンバランスさんからのご注文で、木曽路の複数店舗に
箱座布団の納品が続きました。
その状況を見て、
箱座布団の高さを持った、ウレタン芯ではなく、
綿入れした、お座布団が出来ないか?と思ったわけです。
あぐらをかいても疲れにくい、立ち上がりやすいなどの特徴を持った
お座布団が出来ないか?
そうして辿り着いたのが、あぐら座布団 座々(ざざ)です。

https://www.daitoushingu.com/nemuri_lab/staff-recommendations-20230728/
ここから、更に試行錯誤が更に続きます。
つづく
大東寝具工業 大東利幸












