日本のソファ tetra はこちらから https://www.daitoushingu.net/category/ct485.html
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”その日”は、何の前触れもなくやってくる!
ビーズクッション、座・気ままの開発から、少し外れるが、
これから披露する出来事抜きには、現在の大東寝具工業はあり得ないので
触れることにする。
2006年の秋も深まりかけていた頃、羽毛布団商戦が本番に突入。
寝具ジャンル御三家@楽天の一件だったアステ楽天市場店は、
毎日の羽毛布団の販売対応と出荷に追われていた。

当時のページバナー
そんな中、当時のWEBページ編集担当者のT君が、
あるミスをしでかしてしまった。
2001年の開店から天塩にかけて作り上げてきた
羽毛布団の特集ページをあり得ないことに削除してしまったのだ。
そのページは、今で言う、LP、ランディングページ。
当時のアステ楽天市場店の売上の半分が、そのページからご来店いただいていた
お客様のご注文だったのだ。
当初は、大した出来事ではない。直ぐに元のページも戻せるだろう。と思っていたが
甘かった。楽天市場自体も緊急案件として対応してくれたが
ページが元に戻ることはなかった。
注文数は見る見るうちに減り始めた。
ひっきりなしだったお問合せの電話も鳴らなくなった。
売上は、最初の数ヶ月で激減していった。
月額2,500万円 ⇒ 1,800万円 ⇒ 1,000万円 ⇒ 800万円、、、
ECチームのある2Fのフロアは暗く、活気のないものとなっていた。
眠れない夜が続いた。
そんな状況の中、
楽天市場自体がアステを支援するために応援すると言い出した。
激安広告&販促メニューを特別に提供するという提案だ。
アステ復活のためのシナリオが盛り込まれた特別広告枠だ。
渡りに船。藁にもすがる思いで、乗っかった。
「よし、楽天が、それだけ考えてくれて、応援してくれるなら、やろう!」
しかし、これが、更なる業績ダウンへ、火に油を注ぐ結果となる‥
つづく
大東寝具工業 大東利幸












