自律神経を整えて深い眠りを!
こんにちは。オオヒガシです。
暑さが和らぎ、夜が長くなる秋、一年の中でも睡眠の質を高めやすい季節がやってきたよ。
しかし同時に、夏の疲れを引きずったまま自律神経のバランスが乱れ、眠りが浅くなることも。
秋の睡眠を快適にするには、環境と生活習慣の両面から「副交感神経」を優位にする工夫が大切。
特に今年の夏は、強い日差しと高い気温によって交感神経が優位になりやすく、
心身が緊張モードになることが多かったのではないだろうか。
秋になり気温が下がることで、本来は副交感神経が働きやすくなりそうなんだけど、
冷え込む朝晩の気温差や空気の乾燥が逆に体を刺激し、眠りのリズムを乱してしまうこともあるよ。
寝具の素材を調湿性のあるガーゼや綿に替えたり、就寝前にぬるめのお風呂(40℃×20分)で
体を温めることで、自律神経は副交感神経へスムーズに切り替わり、深部体温の下降とともに
自然な眠気を誘ってくれる。

さらに秋は日照時間の減少によってメラトニンの分泌が乱れやすい時期でもあるよ。
朝は自然光を浴び、夜は可能な限りブルーライトを避けることで、ホルモンのリズムを整えたいね。
秋の夜長は、心身のリカバリーを促す絶好の機会。この時期に副交感神経を整え、
深い眠りを取り戻すことができれば、冬に向けた体調管理にも繋がるよ。
快眠とは、ただ長く眠ることではなく、心身共に回復できる眠りを得ること。
秋の夜長を上手に味方につけて、心と体を養う時間を大切にしていただきたい。
大東寝具工業 上級睡眠健康指導士 大東利幸












