日本のソファ tetra はこちらから https://www.daitoushingu.net/category/ct485.html
前回、第16話はこちらから https://www.daitoushingu.com/blog_post/2025_1003/
B2B (卸売)の販路開拓のために展示会には出たかったのだが
一番の問題は資金。単独で有名な国際展示会に出展するには相当な出費になる。
そんな折、平成19年(2007年)に国が
”中小企業による地域産業資源を活用した事業活動の促進に関する法律”
略して、地域資源認定法を制定した。
これは、都道府県の自治体が、その地域を代表する鉱工業製品をベースに
現代のライフスタイルにあった新しい製品、サービスを展開する中小企業者に
相当額の補助金を出すというものだった。
これだ!と思い、座・気ままで認定を受けようと動き出した。
因みに、初年度、1回目の地域資源認定で京都からは、
和傘の日吉さんの和傘の構造と技術を用いた照明器具の開発が認定された。

> https://hiyoshiya.wagasa.com/cp_jp/products/kotori/
つまり、和傘たるものが、京都市の地域資源に予め登録されていることが
原則なのであった。
ところが、座・気ままの素であった、座布団も寝具も布団も京都の地域資源のリストには
入っていない。
伝統産業の街、京都ならでは、宇治茶や友禅、京◯ ◯ は沢山あるけど、
我が業界に関わるアイテムは皆無。不合理や!と喚いても事は動かない。
諦めきれず、京都商工会議所、京都府ものづくり振興課、京都市産業観光局など
足繁く、何とかなりませんか?と日参していると、
京都府の関係者の方から、「応援するので、諦めないでください。」
とサポートを約束していただいた。
そう、先ずは、京座布団を京都の地域資源リストに登録していただくための
活動が始まったのだ。
つづく
大東寝具工業 大東利幸












