京都の夏の終盤行事といえば「地蔵盆」。
子どもの成長を願い、町内みんなでお地蔵さんを祀る、古くから続く慣わしだ。

今年は、私が町内会の会長を拝命していることもあり、
役員さんたちと23日に設営、24日の日曜に本番を迎えた。
会場は伏見ならでは、町内の造り酒屋さんの倉庫をお借りして、
祭壇を設けて紅白幕を張り、子供達の提灯を掲げる。
猛暑の中、扇風機の風もまるでドライヤーの温風。
そんな過酷な環境で汗をかきつつも、
子どもたちの笑顔を見ると「まあ、これも夏のごちそうか」と思えてしまうのだから不思議。
そして休む間もなく、週が明けた26日(火)には大阪関西万博へ。

そこはもう、人人人。歩く、歩く、さらに歩く…。
一日じゅうスマートウォッチの歩数計が悲鳴をあげてる?

普通なら「地蔵盆+EXPO」のコンボでぐったり…となるはずだが、不思議と疲れが残らない。
実はその理由、特別なことはしていない。
ただ「いつも通り眠る」だけ。これが一番の秘訣。
地蔵盆の熱気も、EXPOの人波も、良質な睡眠さえあれば翌朝にはリセットされる。
あらためて、睡眠は「心身の最高のリフレッシュ装置」だと実感した。
地域の小さな祈りから、世界に開かれる大きな祭典まで、
どちらをも元気に乗り越えられたのは、ひとえに日々の眠りのおかげ。
皆さんもどうぞ、今日一日のご褒美として“よい眠り”を。
明日の元気は、今夜の眠りから生まれるよ。
但し、週末の寝だめは厳禁だよ。なぜかって。次のお題にするね。
大東寝具工業 上級睡眠健康指導士 大東利幸












