日本のソファ tetra はこちらから https://www.daitoushingu.net/category/ct485.html
前回、第7話はこちらから https://www.daitoushingu.com/blog_post/2025_09052/
当時、OEM受注先として、自社製品ではなく、寝装品メーカーなどからの
ご注文に合わせてものづくりを行なっていた我が社にとって、
当社自身の初めての本格的な”オリジナル製品”となった。
(と言っても、その当時はそんな意識はなかったですが)
”ビーズ・クッション 座・気まま” を楽天市場のネットショップ
アステ 京都発の快眠ショップ(当時の楽天店の正式店舗名)のページに掲載して
インターネットによる販売をスタートしました。

当時のアステ京都発の快眠ショップ@楽天市場
そして、ここ伏見の実店舗でも販売開始しました。
プレスリリースもなし(そんな知恵ない)、広告宣伝なし、
頼りたいのは、口コミ。でも、口コミになるきっかけもなし。
出来るのは、私が定期的に配信していたメールマガジンで紹介すること。
そして、今も変わらぬ、顔の広い実母である会長による、知り合いへのお声掛けでした。
私のメルマガには、数年かけて開発してきた、座・気ままのよもやま話を
ベースにして、かなり長文の内容を配信しました。
当時のメルマガ会員は、10万人くらいでした。
少しづつ内容を変えながら、週4本と集中して配信しました。
メルマガ配信後、数日して、コアなアステのファンから2件のご注文が入りました!
当時の、アステ楽天店は、羽毛布団の強豪店舗として
楽天市場の売上ランキングTOP3の一角として、数百店舗から追われる立場でした。
秋以降は、毎日70〜80件の出荷。多い日には200件出荷なんて日もありました。
そんな中、チマチマ、気ままの販売をスタートしたことは、
他のスタッフやメンバーさんたちには、邪魔くさいことで、
実は、仕事の手間が増えるだけ、と良くは理解されていませんでした。
しかし、私が欠かさずメルマガに掲載するものだから、
少しづつ、ほんとに少しづつ、週に1個か2個、、と売れるていくことに
密かな悦びを感じていました。
しかし、そんな私の小さな悦びとは関係なく、
その日はやってくるのでした、、。
つづく
大東寝具工業 大東利幸












