日本のソファ tetra はこちらから https://www.daitoushingu.net/category/ct485.html
前回、第10話はこちらから https://www.daitoushingu.com/blog_post/2025_0916/
大東寝具工業のネットバブルが弾けたのに加えて
もう一件の事件について振り返る。
当時、一番の大口の販売先であった、
京都の繊維問屋の集積地、室町筋のエリート寝装品商社
A 社への売掛金1,400万円の回収が不可能になったのだ。
証明は出来なかったが、事実上、金融機関の指導による計画倒産であったと囁かれていた。
悔しくて悔しくて必死にもがいたが何ともならなかった。
裁判所の債権者会議では、裁判官と債務者に、理不尽を訴えるも、
度が過ぎて係官に退廷させられた。悔しかった。
相手を恨んだが、予兆を見抜けなかった自分のバカさ加減をもっと恨んだ。
ここまでの同時に起こった2大事件を整理してみると
1.羽毛布団の特集ページを誤って削除
⇒ ネット売上2億4千万円/年が6千万円に激減
2.最大口の得意先が倒産
⇒ 1,400万円が回収不能に
結果、財務の状況が悪化。業績も超低迷。
2008年の決算では、
負債が会社の資産総額を上回る債務超過となってしまう。

*債務超過の状態とは
法人の破産手続開始の原因になったり、株式上場企業における上場廃止の原因となる
大東寝具工業の存続の危機となったのである。
この状況を脱する鍵が、ビーズクッション tetra の素となった、
クッション座椅子 ”座・気まま”にあったのだ。
つづく
大東寝具工業 大東利幸












