こんにちは、製造部のクマモトです。
 
※前回のものづくりブログ「お布団の歴史(その1)」の続きです。
 
木綿の種が日本に流入したのは、平安時代と言われていますが、市場に出回るまでの品質になったのはずいぶん後で室町末期の戦国時代と言われているそうです。綿は、中国や朝鮮から輸入され、軍事面で重宝されていたそうです。
やがて戦国時代が終わり、江戸時代に入り、綿は軍事的役割を終えてようやく庶民の手に届くようになり、掛布団は、現代の四角の形ではなく、袖や襟があって夜着(よぎ)という綿を入れて、掛け蒲団とする大きな着物の形をしていました。
 
お布団が誕生したばかりの江戸時代では、綿入りのお布団は大変な高級品だったため、一般庶民の手には、なかなか届かず、中古の綿布団を購入してヘタリがでてくれば、自分で打ち直しをして大切に使っていたそうです。庶民にも綿布団が普及し始めたのは、明治以降、外国産の綿が流入するようになったことで安価な綿の輸入攻勢で、日本の綿の栽培が衰退してしまうのですが、ようやくあたたかい新品の布団が手に入る価格になったそうです。
 
毎日、気持ちよく眠れるようになった現代は本当に幸せですね。
 

 
大東寝具工業/クマモト

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